■『四万十川ウルトラマラソン』編
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[短歌の部] <「四万十川秀歌百選」(高知新聞社)より>
猛者の長き一日四万十川を心萎えつつ走る百キロ
(中村茂美・高知市)
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[俳句の部] <文芸集「百笑庵」より>
走っても走っても四万十川 (山藤花・四万十市)
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[川柳の部] <「若鮎川柳会」より>
先頭も孤独最後尾も孤独 (田辺進水・愛媛県)
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[詩の部] <高知県こども詩集「やまもも」より>
はじめてのとびこみ
はじめてのちんか橋からのとびこみ。
足をおもいっきりふんばって グンと橋のへりをけった。ドボーン。
足がそこにペタッとついて 足をかがめた。
水面がキラキラと緑に光っていた。
うわー 深けえ 水の上に顔を出して思いっ切り息をすうた。
また、とびとうなった。
(勝間小5年 岡林貴博・四万十市)
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[出放題の部] <高知新聞夕刊(平成10年10月)より>
【ニュース】100k・しまんとマラソン 大盛況で幕。
四万十マラソン
感動がごまんとありました
ー参加者ー
(高知・和音)
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[新聞・写真・音楽の部] <「本家版・四万十川新聞」より>
■四万十川ウルトラマラソン
「ウルトラマラソン」とは「距離42.195kmを超す距離」を走る時に、「ウルトラ」という言葉が付くのである。四万十川では100kmで、今年で「第11回」である!
このマラソンは1800名の定員である。この定員は警察の許可条件なのだが・・・申し込みは2倍にもなり、この世界では「人気度NO・1」である!
参加するのは「選手」+「応援団+スタッフ+ボランティア+報道陣」などなど。『スポーツによる地域おこし』の模範生である。
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恋人よ
沈下橋を 駆け足で
マラソン人が 行き過ぎる
まるで忘却 望むように
止まる私を 誘っている
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[ブログの部]
■四万十川百人一首
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大森 孟(埼玉県)
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短歌を学ぶ
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