■ゴルゴ13の墓を四万十川に・・・(
幡多山正太郎・作)
(
不破川愚童斎・画)
【第6回】
◆団塊世代の技術の継承とは、話が違う?
一方、徳川幕府の首切役人(公儀介錯人)だった拝一刀さんとこの遺児大五郎みたいなひねたのを養子にして、隠居の退屈しのぎにと殺人術を教え込むなんて老後設計はないでしょうね。
団塊世代の技術の継承とは話が違いますよ。某国国会の2世、3世議員らの世襲制とも意味が違う!
いわゆる需要と供給の法則があると言ったって、いたいけな子供に誇りをもって勧める職業ではありませんぞ。
【挿絵】拝一刀さんとこの遺児大五郎みたいな・・・
いくら極悪人でも命を絶つという行為は許されざること、ましてやビジネス化するのは代価の重さとして、到底納得がいきません。せいぜいで依頼者の復讐心の満足や、勢力争いの均衡崩しを関係者に提供するぐらいのこと。
国際平和の秩序維持をうそぶくのは止めてくだされ。タ-ゲットとなった彼らが謀略、陰謀などを巡らしたとしても政治経済社会の陰陽の立場でそれなりの存在価値があったはず・・・。
それを依頼者の都合で、たった一発の弾丸で死に至らしめて解決するというのは実に罪深く安易な物理的手段ですぞ・・・。まるでバチカンの大司教や法王が言いそうな台詞ですが・・・。(続く)