『黒潮圏研究科シンポジュウム』(高知市/17.9.3)
<主催:高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科>
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■黒潮圏およびアジア諸地域とわが国の健康
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科が、第2回の「黒潮圏研究科シンポジュウム」を企画。これからの高齢化社会の健康のあり方、その対処法についての講演と議論。
【写真】黒潮圏の海と森
◆内 容(講演及び参加者とのディスカッション)
・演題:『地域在住高齢者の健康実態』
・講師: 松林公蔵氏(京都大学東南アジア研究所教授)
・演題:『サンゴの大地と食文化が育んだ沖縄の長寿世界一』
・講師: 山本茂氏(徳島大学大学院国際栄養学分野教授)
・演題:『免疫における分子認識と海洋生物資源による免疫制御』
・講師: 富永明氏(高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科教授)
◆各講師の『要旨』については、
「
メルマガ:四万十通信」に掲載。【
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[特別報告]
■仁淀川流域の森林土壌の物質動態と河川水への影響評価
<田中壮太:高知大学黒潮圏海洋科学研究科>
わが国の国土の約70%は傾斜地であり、その大部分を森林が占めている。従来、森林土壌における物質動態は、木材生産、すなわち樹木の生長を左右する因子としての観点から研究されてきた。
地球温暖化問題に関連して森林生態系における二酸化炭素フラックスの評価や、水源涵養や土砂の流出防止などの環境保全機能の評価に注目が集まり、さまざまな研究が活発に行われている。
一方、「森は海の恋人」と表現されるように、近年、海の生産を増加させるには山に植林する必要があるとか、山が荒廃するから沿岸部で磯焼けなどの問題が生じるのだということがしばしばいわれている。
しかし、これらは話題ばかりが先行し、森林生態系が他の生態系の成立・維持に果たす役割について、科学的なデータを基に検証が行われた事例はほとんどない・・・[
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◆この続きは・・・
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四万十通信 174」(18.4.22.号)に掲載。【
登録】
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里山’sBarーおおのたまらん!土佐の山・里ー>
■放棄棚田で竹を伐開(いの町成山【写真】)
成山での、棚田再生プロジェクトは、今年から高知大学の石川教授のゼミが本格参入するのに加え、黒潮圏海洋科学研究の森里海連環学の研究で田中先生のチームと森林総研の稲垣さんのチームが成山を研究フィールドとして利用し、活動に参加してくれることになりました。
いろいろおもしろいことになりそうです・・・[
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◆
棚田再生プロジェクト(バーチャル[こうち自然村])