■間伐専門用語解説シリ-ズ 「受け口・追い口」
チェ-ンソ-を持って、木に向かい伐倒作業をする際に聞く用語です。
私はこの対の用語を初めて聞いて、この絵のような状況を連想したのですが、あなたはどうでしたか?
何? こんなことは考えたこともないって? それは実に健全ですなぁ。・・・ しかし、ロマンがないとも言えますぞ。
おっと、口は災いの元ですなぁ!・・・ん?!。(道場主・片岡正法)
◆片岡道場主の【
四万十川百人一首】
【
四万十川百人一首】は高知新聞社から、出版されます!
書籍内容
「こころのうた 四万十川百人一首」
B5判・オールカラー・120P
定価2200円(税込み)
発売=8月5日
詳細(高知新聞)
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[関連資料]
◆
「受け口・追い口」をテレビ放送
◆橋詰寿男氏の
『四万十川百人一首』に寄せて・・・
【写真】
限界集落/椿山(高知県池川町・現仁淀川町)
<井上 強・写真集「自賛他賛」より>
■山村環境社会学序説・その3
大野氏の専門は環境社会学。
徹底した現場主義者で、地下足袋でリュックを背に歩き、集落に泊まり込み、住民からひざ詰めで話を聞く、大野流の調査スタイルは30年間変わりません。北海道から沖縄まで訪ねた集落は150を超えるといいます。最近は欧州の山村集落の調査にまで出かけています。
廃屋が雑草に覆われ、一つ二つと集落が消えるさまを見るにつけ、画一的な国の過疎対策に疑問が募り、「34年間に76兆円も使って、道路とハコモノを造っただけ」と手厳しい苦言を呈しています。
また、実情にあった施策を地域が決める地方分権の必要性を説き続けています。
「人が住まなくなると、山が荒れ、川や海の環境が悪化し、鉄砲水も起きる。国土保全の全面からも重大で、決して対岸の火事ではない」という受賞の言葉は、自分は無関係だと思いがちな都市住民への強烈なメッセージとして重いものがあります。
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◆大野晃教授の地下足袋に・・・
原 剛:「農から環境を考える」(集英社新書)より)
■衰退するスギ山集落
大野晃教授の地下足袋に踏まれて、林床の落枝、落葉がポキポキ、パリパリと乾いた音をたてた。【写真】線香林
山並重量たる四国山地の谷あいに、平家の落人集落がひそむ高知県長岡郡大豊町奥大田。南国土佐の、まばゆい夏の陽も、スギ林には、ほとんどさしこまない。陰気で暗く、生き物の気配すらない。
隣り合うクヌギ、カシの広葉樹の森に踏み込む。足元は分厚い腐葉土に音もなく包まれ地下足袋の指先にたちまち水がにじんでくる。
スギの植林地の向こうには、息詰まる光景があった。放棄された畑が連なり、廃屋群がスギ木立にのみこまれつつある。
伸び伸びる 床突き抜けて 孟宗の
人去りし廃屋(いえ) むら絶えし山村(やま)
高知大学文学部(94年当時)大野晃さんの短歌に危機感がにじむ。戦時中に伐採された山林を緑化しようと、林野庁は膨大な補助金をあて、生長が早く加工しやすい、高値のつくスギ、ヒノキを全国で一斉に植林するよう指導してきた・・・[
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*続きは、「メルマガ:
四万十通信 253号(19.2.3)」に掲載。【
登録】
■早明浦ダム管理所で打合せ<2005.9>
(中嶋健造:NPO土佐の森・救援隊事務局長)
あの屋根が村の昔の役場ぞと車をとめてダム底を指す
(
小谷貞広 歌集「蜩亭」より)
台風14号のおかげで、貯水率0%が一気に100%以上になり、ホッと、一息ついた早明浦ダムですが、この写真は先月末の、貯水率が0%のときのものです。たくさんの報道陣と見学客が来ていました。渇水も観光資源でしょうか?
このにぎやかな早明浦ダムの管理所にて「さめうら水源の森ネットワーク」の立上げ準備会がおこなわれました。水資源機構(旧水資源公団)の吉野川局が音頭を取って進めています・・・[
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登録】
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【参考】
「さめうら水源の森ネットワーク」の活動内容は、「メルマガ:土佐の森・救援隊」【登録】に、そして11月11日「四国山の日」に、いの町本川で土佐の森・救援隊と合同研修会を行った模様は、「ブログ:バーチャル[こうち自然村]」に掲載しています。
<資料・その1>
メルマガ:土佐の森・救援隊(17.7.31)
<資料・その2>
メルマガ:土佐の森・救援隊(17.8.28)
<資料・その3>
ブログ:バーチャル[こうち自然村](17.11.11)
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[話題:早明浦ダム]
■良いことなのか、危険なのか?
早明浦ダムですが、ずっと水不足で貯水率が0%になっていました。それが、台風14号の大雨で1日で100%以上になりました。それは「良いことなのか、危険なのか?涵養林は役立っているのか?」という肝心な情報に行き当たりません。(西村健一:けんちゃんのどこでもコミュニティ)
【写真】ダム説明図:だいだい色・洪水調節用、濃い青・発電用、青・徳島・香川等の用水用・・・
[参考]増水は人工林のせいか?(ブログ:四万十通信<
土佐紀行・四万十川編>)
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[最新情報]
■デジ森・ドットコム
現在、地球環境と森林問題のうち『空気(大気)と森林問題』については、高知県が森林環境税で立ち上げたHP「デジ森」のサイト「バーチャル学習舘」のなかで、バーチャル・シンポジウム『京都議定書と森林問題』として議論が展開されています。
もうひとつの森林に関する大きなテーマ『水と森林問題』については、同ホームページ「バーチャル学習舘」のなかで、『森林の水源機能(仮題)』として、立ち上がる予定でしたが、予告から3年を経過してもまだ立ち上がりません。お役所仕事の典型です。立ち上がれば、西村氏、ご要望の「肝心な情報」が掲載されるはずでしたが、期待できません。
[参考] HP「デジ森・ドットコム」(
バーチャル学習舘)
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[勝手にトラックバック]
■早明浦ダム (土佐~ミニ見に~紀行)
明浦ダム管理所の説明を受ける機会に恵まれました。最近は貯水率0%が、一気に100%超になったことで話題になりました。しかし、もし台風が来る直前、早明浦ダムの貯水率が通常であったら・・・[
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[ひとくちメモ]
■土佐紀行
四万十通信では、「おおのたまらん編集局長
中嶋健造氏」が足で稼いだ高知県下、東洋町から宿毛市までの、面白い、価値ある情報を、流域ごとにまとめて『土佐紀行』として連載します。文章として読み応えのある「メルマガ:四万十通信」、ホームページ感覚の「ブログ版四万十通信」、及び写真を主体とした「ブログ・フォーカス」のIT関連の3情報媒体に連動させた形で掲載します。(現在は、四万十川通信社の『
バーチャル四万十川博物館』に引き継がれています。)
【写真】土佐の高知:あちこちの情景 (
土佐~ミニ見に~紀行)
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メルマガ:四万十通信【
登録】
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ブログ・フォーカス
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土佐紀行(バーチャル四万十川博物館版)
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<ブログ・フォーカス>
■吉野川:
早明浦ダム・貯水率0%の風景
男はつらいよ 第49作 (シナリオ:
幡多山正太郎 挿絵:
久米真未)
■場面(7) 屋形船・沈下橋へ・その1
数瞬後に、応仁の乱当時の京都から、タイムスリップして現実の世界に戻る。
「寅さん! 起きてください。いやだ、あたしのお話を聞きながらぼーっとしてしまうなんて。」と、やや不機嫌な真智子の覗き込む顔が目の前に見え、狼狽気味に現実に戻る。
白昼の夢想で涙と思えたのは自分の涎(よだれ)であった。あわてて、こそこそと涎を袖で拭く寅さん。しかしこの夢想で一気に真知子との距離は縮まった。
前方に沈下橋が迫ってくる。
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[台詞]
寅「へっへ、すみませんね。お嬢さん、その5757は、私にとっちゃあ子守り歌みたいに心地よいリズムだったんでございますよ。わたしゃ、いたって寝付きのいい方でしてね、いつも橋の下に寝ている癖が出たというわけではないんですがね。」と、言い訳する。
「ふふ、橋の下にねぇ・・」と冷やかし気味に寛容なところを見せる。
屋形船が、佐田の沈下橋に近づく
「この橋は佐田の沈下橋というんですよ。」
寅「沈下橋? そりゃどういう仕掛けなんで?」と眉をひそめて聞く。
「うふ 橋が上下に動くわけじゃありません。洪水の時に水面から下に橋が隠れて見えなくなってしまうだけなんです。」
寅「なんだぁ、あっしはてっきり機械仕掛けで、橋が沈んでしまうのかと思っちゃいましたよ。土佐の人ってのは面白い名前を橋につけるもんでござんすね。」
「県外の方は名前からよくそういう勘違いをされますね。ここで沈下橋を詠んだ私の短歌を聞いてくださいね。」
寅「こんな、ごっついコンクリの橋が、歌になるんですかい。」と意外そう。
「沈下橋 沈下してゆくさまを見つ 今夜は川に抱かれて眠れ」
寅「ああ、とうとう、抱こう(蛇行)から抱かれちまうことになるのか。川の字はどうなるんだい?!」と、口の中でぶつぶつ一人言。さすがにセクハラを遠慮したか。その一方では真智子に向かい、
寅「川に抱かれて眠れなんて艶のあるいい歌でござんすね。」と、沈下橋(の歌)をよいしょと持ち上げる。かくして短歌に関しては潜りの寅さんによって、沈下橋は浮上橋と名前を変えた。
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【ポスター】 [第22作]
寅次郎 : 渥美 清
櫻 : 倍賞千恵子
マドンナ:大原麗子
ロケ地 :長野県木曽、
静岡県大井川
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人生修行の旅に出ようとするが、そこへ店の手伝いとして早苗(大原麗子)が出勤してくる。
一目見た瞬間に、その美貌にのぼせてしまう寅次郎・・・
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新・四万十川新聞【日曜版】
古新聞=
『ブログフォーカス(四万十川通信)』
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■看板娘『三井モリ子』誕生秘話
土佐の森・救援隊、あるいはこうち森林救援隊は、林地残材(間伐後の曲がり木、股木、枝、葉など)も貴重な森林資源と位置づけて、木工やオブジェ、バイオ燃料用として積極的に利用し、木材の有効活用を図っています。
さて、こうち森林救援隊副隊長の中川隊員のすばらしい目利きで、いの町本川「三井協働の森」から持ち帰った股木を、活動拠点である梅の木(高知市鏡)公民館広場で、隊員が寄ってたかって加工しましたが、その木工作業の過程は、実に楽しいものでした。
皮を剥ぎ、磨き上げると、野暮ったい田舎娘が、美しい肌の妖艶な「看板娘」として、みるみる変身していったのです!
なんとも艶かしい姿態に、自然の巧まざる造形力を感じました。
こうして、吉野川源流域の三井協働の森で育った「看板娘」は、昨年の秋に、こうち森林救援隊が主催した「こうち森林ボランティア祭り」で「三井モリ子」として、華々しくデビュー!
これにより、こうち森林救援隊は「二枚看板」となりました!一枚目の看板娘も、名前はたしか「マリ子」さんといって、・・・二人はとても、とても、似ています?
そういえば、今回のお話には、全く関係はないのですが・・・歌手野口五郎の嫁さんの名前が「三井まり」さん。この三者の共通点は、もちろん「美」です! ・・・ ん?!(道場主・片岡正法)
【写真】二人の看板娘(モリ子とマリ子)を囲んで・・・ん?!
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[関連資料]
◆
三井協働の森
◆
こうち森林ボランティア祭り
◆
二人の看板娘(モリ子とマリ子)を囲んで・・・